相模原殺傷事件 障害児の親として思うこと
皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんわ。
大変痛ましい事件が起きてしまいました。相模原市にある障害者施設で19人もの方が刺殺されました。凶暴な暴力に対して怒りと、その被害にあった方や家族のことを思うと胸が痛みます。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、負傷された方々に一日も速く傷が癒えるようお祈りいたします。
連日の報道で容疑者はその施設の元職員で、措置入院の経過があるということなど情報が出てきています。今後は措置入院のあり方が検討されていく流れになっていくのかな?「怪しい人は病院に強制的に入院させるべき」とか極端にならないといいんですが・・・。いずれにしても、まだ事件の全容は明らかになっていませんし、容疑者はあくまで容疑者なので推察は控えるべきかなと思います。
と言いつつ、一つだけ。警察の取り調べの中で容疑者は「障害者なんていなくなればいい」という趣旨のことを言っているようです。この言葉に対して障害を抱えた子どもを持つ親として、「一部の人が言っていること」とは流せませんでした。また、「うちの子が生きていることは意味があることなんだ」と言えない自分もいました。うーん。これは困った。ちょっと考えました。
そうまのような重度の障害を抱えた子の生きる意味とは、おそらく健常者の世界にはない、別の「何か」なんだと思います。多分健常者の世界のロジックとは違ったものなんだろうな。そこまでは分かったのですが、まだ自分自身が意味を見いだせないんですよね。もし見いだせたら楽になるだろうなあ。それを多くの人に伝えられたら何か変わるかもなあ。障害の有無に関係なく生きやすくなるんだろうなあ・・・なんて(笑)。ゆっくり焦らず、そうまと家族と考えていきたいです。
ではでは。