障がい児も普通学校に
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
11月もいよいよ後半となりました。意識しないと1日が終わるのが早いです。
家事や育児に追われず、やりたいことをやっていきたいなあ。
普通学校に行きたい
今日はそうまを預ける日だったので、裁判を傍聴しようと横浜地方裁判所に行ってきました。
報道でも取り扱われているのでご存知な方もいらっしゃるかもしれません。
川崎市の光菅和希さんのご両親とご本人が市教育委員会と神奈川県教育委員会を相手に提訴した裁判です。
和希さんは現在小学2年生。「先天性ミオパチー」という病気で、生まれつき全身の筋肉に力が入りません。呼吸をする筋肉も弱いため、のどに穴を開ける気管切開をして、人工呼吸器も付けて生活しています。日常的に医療的ケアが必要です。
知的な遅れは見られず、お母さんの付き添いで地域の幼稚園に通っていたそうです。そのため、小学校も地域の学校へ通うことを希望しましたが、教育委員会は就学先は特別支援学校が適切であると決定しました。
これは、障害者差別解消法などに違反しているとして、和希くんと両親は県と市の教育委員会を訴えたものです。
どの種別の小学校に就学するかは建前的には保護者や本人の希望に沿うことになっていますが、基本的には決定されます。これは本人の能力や特性に対して相応しいのはどこかという観点だけでなく、先生の定員という大人の事情も多く関係してきます。
その子にあった教育とは
今では光菅和希さんのご両親の「普通学校に行かせたい」というお気持ちはよく分かる気がします。正直言うと、少し前までは分かってませんでした。
その子にあった教育の方がいいのではないかという考えでした。その子にあう教育というのはその子の障がいや医療も含めて、知識や経験を持っているということが何よりも大事と考えてました。
その考えは今でも変わりませんが、子どもの成長にとってそれ以外に大きいものがあると考えるようになりました。特別支援学校にはなくて普通学校にはあるもの、違いは「圧倒的な経験量」だと思います。まず授業数が違います、もちろん生徒数も。子どもは環境によって大きく変わります。知的に問題がなく医療的ケアのみで特別支援学校に決定ということであれば、親としては辛いところです。
学校のあり方も問われるこの裁判を傍聴し、「うちの子の場合はどうかな」とか考えてみようと思っていました。しかし、傍聴する人が多くて傍聴できませんでした(TдT)ここまで書いてきておいて、すみません。
👆 悔しいので写真を撮ってきました。横浜地方裁判所です。ちゃんと確認してから来れば良かった。明日の新聞に詳しく載っているといいけど。
今週もぼちぼちやっていきましょー。ではでは。