ともに歩む日記 〜呼吸器と一緒に〜

主夫による6人家族の子育てブログです。呼吸器っ子もいます。思春期の子もいます。宇宙人みたいな子も、イヤイヤ期の乳幼児もいます。ときに真面目に、だいたい不真面目に日々感じたことを発信しています。

学校に行きたい


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おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

今日は朝から横浜では雨降り。かなり勢いよく降っていて外に出るのが大変だなあと思っていましたが、学校に行く頃には止みました。その後は晴れるかなと思ったら、また雨。梅雨ですね、寒いんだか暑いんだか、オッサンには嫌な季節です。

 

ソウマの学校では初めての英語の授業がありました。インドネシアの先生がネイティブな英語で授業をしてくれました。ソウマにとって初めての音?感覚?だったようで目をキョロキョロ、口をもぐもぐ、反応していました。

インドネシアの先生に質問コーナーでは、ソウマが担当の先生と相談して質問をしようとしていたことを友達が先にしてしまい、「言われちゃった!」と友達をキョロキョロ見ていました(笑)。

図工の授業で絵を書いたりしてました。

昨日は友達とじゃんけん(ソウマはじゃんけんの絵が書かれたサイコロを転がします)をしたり、友達が「そうまくーん」と呼んでくれたり、クラスとしての一体感も出てきました。ソウマも楽しそうです。以前より表情が豊かになり、意欲が出てきた感じがします。やる気を先生や友達に引き出してもらっています。ありがたいです。

 

今週もこれで学校は終わり。明日はお休みです。入院開けでしたが体調を崩すことなく登校することができました。不安定な天候に負けず、よく頑張ったね。人工呼吸器をつけているということで、私が常にそばにいる状況は変わりませんが、登校できて良かったです。

 

さて、ここからはソウマのことではなく、ちょっと大きいくくりの話。病気で入院しているわけではなく、家庭にいるのに学校に通えない子どもがいます。全国で人工呼吸器を使っている子どもの3分の2は学校ではなく訪問による授業を受けているらしいです。

家庭への訪問授業となると週に1〜2回、1回1〜2時間です。学校に行くと週に何回かはともかく、1日5時間〜6時間。けっこう違いますよね。伸び盛りの子どもにとってはどのくらいの差になるのか・・・。友達にも会えないしね。ちょっと前までは人工呼吸器を使っている子どもは訪問による授業が普通だったようです。学校に行けない「医療の子」だったわけです。

 

個人的にはソウマだけでなく、全ての子が家族や大人だけの中ではなく、同じ年の友達の中で色々なことを学んで欲しいなと思います。そうなるためには今の学校のシステムだと難しいんじゃないかな。一クラス35人、医療的ケアに限らず様々な子どもたちがいるなかで一人の先生でそれを全てやりきるのは難しいと思います。

先生が複数での授業や地域のボランティアさん、看護師さんもいれていったらいいと思うんだけどなあ。色々な子どもがいるということを子ども自身が感じることは子どもにとって人生が豊かになると思います。それは今の教育を否定することになるわけで抵抗があるでしょうねえ。微力ですが、ちょいちょい変えていきますよ(笑)。

 

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👆 いつ咲くかはともかく、種を植えてコツコツ水をやりますよ。そうしたらいつか花が咲くかもね。ソウマと一緒にやっていきます(^^ゞ

 

ではでは。