ハートネットTV 感想
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ハートネットTV見ました?
1夜目は2組の医療的ケア児の家庭を通して、親子の居場所の少なさと、居場所を増やすための取り組みが紹介されていました。
2夜目は学校生活について専門家や先輩家族から状況やアドバイスを聞くような構成でした。
普段医療的ケア児と馴染みがない方にも分かりやすい番組だったと思います。
2夜目は今後就学していくご家庭向けに絞ったものでもあったかなと。
今後、医療的ケア児支援法案が成立されるでしょうし、医療的ケア児をとりまく状況はどんどん変わっていっています。少し前からしたら、想像がつかないくらいの状況です。なので、悲観させることなく、明るく前向きな印象をもってもらうことは大事です。それが、社会を変えていく力になっていくと思います。
出演していた子どもたち皆んな可愛くてねえ。
大人はおいておいて、子どもの様子をずっと追ってしまいまいた(笑)。
ただ、個人的には辛い現実ももっと伝えて欲しかったなあというのが本音です。
共働きは、ほぼほぼ不可能(ある調査では母親の常勤雇用率は5%だとか)ですし、学校の付き添いで体調を崩されたり、家庭が壊れ離婚する家庭も多い(ある調査では離婚率は健常児の家庭の6倍)と現実は切実です。
「いつか状況は良くなるんだろうなあ」
「社会は変わっていっているんだし、後は家庭の問題でしょ」
って思わないで欲しい。
個人の問題ではなく社会が変わるべき問題であり、その社会に自分も含まれていること、1分1秒でも早く解決すべきこと(子どもの1日はとっても貴重、その1日も明日が保証されたものではありません)と思って欲しいなあ。
👆 歯医者さんが来てくれました。初めは口を開けるのを嫌がったソウマでしたが、今ではこんなに大きく開けられるようになりました。
怖がって口を開けない、親以外には口を開けないなんてのはよく聞く話です。歯磨きが大変な子ども(親)がたくさんいます。
「成長」を「できなかったことができるようになること」ではなく「よりよく生きられるようになること」と定義すると、これも大きな「成長」ですよね。
人に決められるのはなく、自分が決められるような感覚になる気がします。自分の人生は自分が主役です。
そんな「成長」を促すことの大きなきっかけとなるのが出会いだと思います。
医療的ケア児を含めた子どもたちが出会いに恵まれるといいなと思います。
ではでは。