呼吸器の子が学校に行くということ 続
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日は学校に行ってきました。
ソウマが通っている学校は前期・後期と分かれている2学期制です。
前期は4月から9月、後期は10月から3月です。
その学期ごとに主治医から医療的ケアの指示書を書いてもらう必要があります。
主治医にどのように指示書を書いてもらうか学校と話し合ってきました。
おさらい
横浜の場合、呼吸器の子が学校に通うことには高いハードルがあります。
親の付き添いが求められていて、うちは昨年学校と話し合いを重ねてきました。
話し合いの経過はシリーズものとしてブログにあげていますので、良かったら見てやってください(👇にリンクを貼っておきます)。
ご存知ない方のために、ざっくりとですが状況の説明をしたいと思います。
まずは今年に入るまでの状況です。
① 横浜市のマニュアルで学校は呼吸器に触れることができないことになっている。
② 受診の同行や、緊急時の研修をしてもらうなどして別室待機となる。
③ 必要時に私がソウマのケアのために教室に行く。
④ 横浜市のモデル事業(学校外の看護師が付き添いをする)スタート。
ソウマ対象にならず。
そして今年に入ってです。大きな変化がありました。
① 6月横浜市のマニュアルが変更。学校が呼吸器に触れることができるようになった。
(呼吸器の着脱OK、気管内の吸引OKに、親の付き添いは必要)
② 6月医療的ケア児支援法案が公布。
(親の付き添いを解消していくこと明記)
③ 必要時に私がソウマのケアのために教室に行く(変化なし)。
④ 横浜市のモデル事業(学校外の看護師が付き添いをする)拡充。
ソウマは対象にならず。
以上が今までの流れです。
マニュアルが変わったことで学校がやれることが増えたわけですが、あくまで主治医の指示に従ってやることには変わりがないみたい。
マニュアルが変わったことを反映させた指示書を書いてもらうべく、どんな風に書いてもらったらいいのかということでの今日の話し合いでした。
できるけど、すぐやるわけではない
どういった状況になったら、どのように対応するのか。
どのような値で何分続いたら。
などなど、細かく指示書に書いてもらうということになりました。
(学校は判断したくないんだろうなあ・・・)。
また、後期からすぐに学校がやるわけではなくて、親から引き継ぎを受けながらやっていくと。引き継ぎが終わるのはいつになるか分からないとのことでした。
なかなか難しい。
付き添いはするけれど、全くソウマに関わらず学校で待っていられるようになるのはすぐじゃないみたい。
今までは「医療的ケアが必要なのに、行うことができない」ので不安。
まあ、分かりますよ。うん。何もできず見ているだけなんて怖いですよね。
これからは「医療的ケアはできる」けど不安。
・・・。
比較しちゃいけないのかもしれませんが、施設に預けたりする時は、引き継ぎなんてほぼないです。
ましてや引き継ぎのために何ヶ月も親が行かなきゃ行けないなんてのもない。
安全第一はどこも同じ。
何か不測の事態が起きたときに責任を負うのは学校も施設も同じなのにね。
この違いは何なんでしょう。
愚痴愚痴言ってしまいましたが、学校が自分で判断して対応することに慣れていってもらうしかないです。
予め主治医や親が全てのことを想定して対応まで伝えておくことは無理なので。
学校としては初めてのことです。焦らず、見守っていこうと思います。
「思ったより早く、完全に別室待機となりました〜」って皆さんに報告できるといいなあ(涙)。
ではでは。