ともに歩む日記 〜呼吸器と一緒に〜

主夫による6人家族の子育てブログです。呼吸器っ子もいます。思春期の子もいます。宇宙人みたいな子も、イヤイヤ期の乳幼児もいます。ときに真面目に、だいたい不真面目に日々感じたことを発信しています。

人体の不思議


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おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

皆さん突然ですが、ホメオスタシスって知ってますか?

日本語では生体恒常性というらしいです。

環境の変化にかかわらず、身体の状態を一定に自然と保つ体の仕組みのことを言います。

暑いところでも寒ところでも一定の体温を保つとかです。

 

これがソウマは苦手です。

脳の機能が損傷しているので、体温を一定に保つことができず、夏でも電気毛布が欠かせませんし、排尿のコントロールができないので服薬が必要です。

また、免疫機能も弱いので、服薬してカバーしています。

 

なんて書きましたが、ソウマ自身がコントロールしているんじゃないかと感じることが多いです。

今日は脳が働いていなくても、ホメオスタシスは作用するんじゃないか?というお話です。

免疫機能

ソウマは、脳が機能が損傷しているのでホルモンの分泌が少ないです。

副腎皮質ホルモンの分泌が少なく、医学的には風邪などの感染症にかかると重くなったり回復に時間がかかるとされています。いわゆる免疫機能ですよね。

これがソウマは低いとされています。

 

しかし、生活上では本当にそうかなあ〜と思うことが多いです。

 

例えば、ソウマも風邪をひくことがあって、ドロっとした緑っ鼻をすることがあります。免疫が弱ければ治るのに時間がかかるでしょうし、悪くなっていくことが考えられるかもしれません。それこそ薬の助けが必要だと思います。

けれども、ソウマはそんな状態になったとしても服薬することなく2〜3日で治します。風邪のための服薬はここ3年くらいしていません。

不思議なことです。

 

尿のコントロール

バソプレシンホルモンというのがあります。

腎臓から出るもので、抗利尿ホルモンです。尿を出しすぎないようにするホルモン。体内の水分量やナトリウム(塩かな?)を調整するホルモンです。

これもソウマは分泌が少ない。分泌が少ないとどうなるかというと、尿が出過ぎてしまって、脱水症状になっちゃいます。尿崩症という病気です。

 

服薬でコントロールする必要があるのですが、自分でコントロールしてるんじゃない?

と感じることが最近ありました。

 

普段ソウマは1日の尿量はだいたい300mg〜500mgくらいです。

それが1100mgあったときがありました。これはかなり多い量です。

原因としては私が薬をあげ忘れたためです。(言い訳としては、ソウマのケアを無意識にやっていることが多くてですね。薬をあげたか自信がないんです。言い訳終わり)

そして、その次の日は231mg、さらに次の日は77mg、また次の日は159mgという尿量でした。

その次の日は386mgと通常に戻りましたが、ドカンと大量に出た後、3日少なかったわけです。

不安定だった4日間の尿量を平均すると400mg弱。いつもの尿量ですね。

体重も尿量に比例して減りましたが、元に戻りました。

 

そしてこの4日間は特にこちらは何もしていません。

尿が大量に出たからといって、水分を補充したわけでもなく、尿量を抑えようと薬を追加したわけでもありません。

 

ソウマが自分でコントロールしたとしか思えないんだよなあ。

 

人体って不思議です。まだまだ未知な部分があるんじゃないかなと思いました。

 

👆 今日はデイサービスと帰ってきて看護師さんとゲーム&お絵描きをしました。楽しかったようで、とっても穏やかな表情をしてましたよ。良かったね。

 

ではでは。

妻からのヒトコト

いやいや。私としては脳が働いていると思っているんだけどな。画像や脳波では見えてない部分がかなりしっかり働いているんじゃないかと。脳のシャント手術後には尿崩症の薬減りましたしね。もしくは残された脳の一部が発達して補っているんじゃないかしら。それにしても成長がないと言われたこともあるソウマの体内で起こっている人体の不思議だとは思いますが。

もし脳じゃない部分で補っているならば、脳じゃないところにも色々なことを感じるセンサーかあってそれを発達させているって考えるとそれはそれで面白い。胃でも味覚を感じるなんて話を聞いたことありますし。実際ソウマは脳波的には見えないことになっているけど、視線感知装置で遊んでますしね。

ま、薬あげ忘れたことについては、1回薬を忘れたくらいならソウマがなんとかしてくれるって分かって良かったんじゃない?