横浜マラソンを振り返る
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
昨日、42キロを歩いた代償は大きく、体中が痛いです。
できることなら1日横になっていたいところですが、付き合ってもらったソウマに迷惑をかけてはいけないと思って、今日も学校付き添いです。
天気が良かったとはいえ、1日外にいたにも関わらずソウマは元気(やっぱりタフ)。
ほっとしました。
今日は横浜マラソンを振り返りつつ、感じたことを書こうと思います。
👆 午前8時。カミさんとマヒトに見送られてスタート。「がんばるぞー。おー」の私の掛け声に口をもぐもぐして応えたソウマでした。
👆 午前10時、みなみとみらいです。この辺りは高層ビルや日本丸、ロープウェイなど見どころがたくさん。ソウマは目をパチクリ。この後、関内辺りまで名所が多くて歩いているだけで楽しかったです。裁判所の前や寿町も歩きましてね、「昔ここに来たよね〜」なんて思い出話もソウマとしました。
この辺までは写真を撮る余裕があって楽しかったなあ・・・。
👆 お昼を山下公園でとって、いよいよ後半戦。横浜中部から南部への道。なるべく平坦の道を行きたいなということで海岸沿いを歩きます。上の写真のような道が延々と、本当に延々と続きます。道ゆく人もがくんと少なくなって歩きやすいですが、寂しいもんです。
👆 そんな道をいくとたまに出現する歩道橋。道路の向こう側に行くには大きく迂回するか、歩道橋を渡らないといけません。
この歩道橋って今までどんな人でも使えるバリアフリーなものかなって思っていました。しかし、実際使ってみると、とってもしんどい。急な角度なので自走しての車椅子は登ること不可能なんじゃないかな。狭いしね。この歩道橋のためにかなり足が削られました(泣)。
👆 午後4時。八景島シーパラダイスです。距離でいうとスタートして30キロ地点。ここを折り返して磯子駅がゴール。
体はもうボロボロ。もう足は自分のものでない感覚。棒みたい。「歩き過ぎたんで、お先です」と勝手に帰られちゃった感じ(笑)。さらに手首と肩が痛くてねえ。これは予想外でした。車椅子を押すのに無意識に力を入れていたみたい。体全体で押しているつもりだったんですがね。車椅子を押すことが多い方はご注意くださいね。
足が痛い→スピード遅くなる→手首が痛い→車椅子が思い→スピードが遅くなる→足が痛いという負のスパイラルに陥っていました。
👆 午後5時30分ごろ磯子駅です。ご〜る〜。もうヘロヘロです。
とても楽しかったです
こうして、1日で42キロを歩ききるという無謀な挑戦は終わりました。
体中が痛いですが、それ以上の充実感。ソウマと一緒でとても楽しかったです。
道中色んな話をしました。横浜の名所の話や、家族のゆかりの地の話、思い出の話。
ソウマも楽しそうでね。
1時間おきに休憩がてら、ソウマの体調をチェックしてました。調子はずっと良かったです。体のマッサージもしたのですが、驚くほど柔らかい。ずっと同じ体勢なのに。さらに言うと、朝から夜までの長丁場だったので気温差など環境の変化は激しかったと思います。暖かい家のベットで寝ているとは訳が違います。
それに対応した、楽しんだ、ということなんでしょうね。大したもんです。
幸せはどこにある?
今回の記録はソウマと歩いたというようには残りません。
私が勝手にソウマを連れて行っただけです。
誰からか勧められたわけではありませんし、見方によってはソウマは寝ているだけなので(ソウマが頑張ったことは上に書いたのでお分かりいただけると思いますが)親の一人よがり。意味のないことと思われるかもしれません。
確かにそういう見方・考え方もあると思います。
ただ、私は楽しかった。
ソウマと移りゆく時間を共にできた。目標に向かって共に歩くことができた。
それだけで幸せでした。
人って分かりやすいもの(収入、地位、能力など)や、人から評価されやすいものに幸せを求めがちだと思います。人から認めてもらいたいのかもしれません。
私には人に誇れるものはありません。無職・無収入で才能もないです。人からの評価はとても実感しにくい。
ただ、今回人とは関係のないところで幸せを感じることができました。そして、矛盾する話ですが人と(ソウマと)共にいたからこそ感じることができたんじゃないかなと思います。
長々と書いてしまいました。
一言でまとめると「楽しかった」です(笑)。
まさに「ともに歩む」ことができました。ようやくブログの題名に到達できましたかね(笑)。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。