呼吸器の子飛行機に乗る 〜北海道旅行編 飛行機に乗ってみた〜
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日は前回の続き。
北海道旅行、3泊4日の1日目です。
1日目は移動で終わった1日でした。
「飛行機に乗る」ということが大きな目的だったので、メインの日だったかも。
呼吸器をつけているソウマ。状態としては重い方だと思いますが、急変するような病気はないですし、医療的ケアが必要な頻度も少なかったりと、対応する分にはそんなに大変じゃない。
そんなソウマとしては、飛行機は意外なほど本当に手軽でした。
呼吸器をつけていても、動ける子はいます。
「飛行機に乗ってみたいけど・・・」というハードルを少しでも下げられればいいかなと、状況を中心に書いてみますね。
出発前は色々心配しました。
「気圧の変化が何かソウマに影響するんじゃないか」
「重力がかかるとどこか誤作動が起こるんじゃないか」
でもそんなこと全く起こりませんでした。
拍子抜けしちゃうくらい。
じっとしてられないマヒトの方がよっぽど大変でした(汗)。
☝️ 今回はANAさんを利用しました。羽田空港に行ったら、まずはここ。チェックイン、機内預かりの荷物の預かり、搭乗にあたっての最終確認なんてのをやってくれます。普段使っている車椅子を飛行機の入り口まで使って機内は抱っこで〜とかね。
事前に電話でやりとりはしていましたが(何時間もかかったなあ・・・)、1から全て確認みたいな感じ。かなり時間かかりました。
1時間半くらいかかったかな。
なんかバタバタしていて、とても忙しそうでした。
なので時間に余裕を持って空港に行った方が良いです。
この後は通常通り保安検査を通って搭乗口へ。
搭乗は搭乗開始時間よりも前。最初に案内してくれました。
☝️ 飛行機の入り口から近い座席だったので、私が抱っこで運び、カミさんが呼吸器、他の子どもたちも荷物を運ぶのを手伝ってくれました。
座席の座り方としては上の写真みたいな感じ。
2つ席をとって座席に寝かせました。
この辺は座位が取れるか取れないかで大きく対応が変わってきます。
座位が取れれれば、もっと手軽です。
☝️ 実際に座席に寝かせてみると、結構ゴツゴツしてます。特に座席と座席の間にあるシートベルトの金具は硬いです。その上に体や手が乗るようだと痛い。
厚手の布団やタオル、枕なんかを下に敷いた上で寝かせてあげた方が良いです。
枕とシーツは機内で貸してもらいました。
前の写真はそのことに気づかず寝かせてます。そのためソウマは痛そうな顔してます。
上の写真は枕やタオルで痛くないように包みました。表情も良さそうですよね。
ちなみに今回の飛行機にはコンセントがありませんでした。
事前にコンセントの有無の確認と無かった場合の対応(乾電池や外部バッテリー)を準備しておいた方が良さげです。
ソウマは離陸の時はびっくりしてました。
音と振動と重力に目をキョロキョロ。
でも心拍や酸素の値は落ち着いたもんでしたし、離陸してしまえば眠そうな顔をしてました。飛行機に乗っている時は全然問題なくて気軽なもんでした。
着陸したら最後に飛行機を降ります。
飛行機を降りると、普段使っている車椅子が待っているはずだったのですが・・・。
なかなか表れず。10分くらい待ちましたかねえ。
ANAの皆さんは、とても親切でしたが、やっぱり慣れていない感はあったかな。
☝️ 北海道に到着。横浜とそんなに変わらない暑さ(汗)。車を借りにレンタカー会社へ。車椅子もOKなバスで連れて行ってくれました。楽ちん。
さて、今回お借りした車はトヨタのハイエース、リフト付きです。
マヒトやマイがまだ小さいから、まだなんとかやってますが、今後これくらい広い車を考えないといけないかも。
試乗がてらの運転が楽しみです。
☝️「6人でも広々〜」
これいいかも。
でも高いだろうなあ・・・。
☝️ 1日目の夕食はジンギスカン。全然臭くなくて美味しかった〜。締めはやっぱりソフトクリーム。ギッシリ詰まって重いのなんの。ソウマも美味しそうにペロペロしてました。
ではでは。