副学籍交流 「ちがい」を認める
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日は副学籍交流で地域の学校にソウマと行ってきました。
地域の学校と言っても特別なことではなく、ユマとマイの通っている学校です。
今年度はこれで5回目かな。毎月行かせてもらっています。
副学籍交流で学校に行くと、いつも感じるのが「違うっていうことに触れるのは良いな」ということです。
ソウマは普段慣れ親しんでいる先生や友だちと「違う」友だちや先生と触れ合います。
緊張するでしょうし、上手くいかないこともあるかもしれない。
しかし、自分のことを理解してもらうために、普段より強く大きく自分を表現しようとするかもしれない。実際ソウマは毎回とても気合が入っていました。
しかし、今回はちょっと様子が違っていました。
登校した時の様子なんですが、ソウマは全く普段通り。
そして、受け入れてくれた子どもたちも普段に近いんじゃないかなというリアクションの薄さ。前はもっと「いらっしゃい、待ってたよ~」とかだったのに。
朝の会の場面なんですけど、
子どもが一人司会となってそれぞれの健康状況を確認する場面があったんです。
司会の子が名前を呼ぶんです。そして、呼ばれた子が「はい」と返事をして「元気です」みたいな流れ。
その時に司会の子は自然とソウマの名前を呼んでくれました。
先生のことも呼ぶようで、私に対して「呼んでいいのか?」「呼ぶとしたら、どう呼ぶのか?」と悩む様子が見られましたが、何だか驚きました。
子どもたちの中ではソウマはもう中に入っていて、私(ソウマの父)は外の人なんだなと思ったんです。
もう子どもたちの中ではソウマは「違う」子じゃなくて友だちなんだなあと。
子どもってすごいなあと思いました。
ソウマにとっても良い時間だったと思うんですが、他の子どもたちにとっても良い時間だったんじゃないかなあ。
固い話になりますが、今の世の中は多様性に溢れていて、ある種大変だと思います。
「こう生きていればいい」なんて形はもうない。
あったとしても、いつその形が壊れるか分からない。
そんな時代なんだと思います。
そんな時代のまだ子どものときにソウマのような子と触れ合ったこと、
ソウマのような子がいたり、ソウマのような生き方があるってことを知れたのは、大きな財産なんじゃないかなと思ったのは親バカかしら(笑)。
教育とは何かって真剣に考えると頭がこんがりますが、
こういった多様性に触れられる場でもあって欲しいなあと思いました。
来月の交流はカミさん担当なので、今年度私は今日が最後。
来年度も足しげく通いたいなあ。
ソウマはどう思ってんだろう?今度聞いてみよかね。
ではでは。