横浜市教育委員会との意見交換会 後編
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日、横浜は寒かったです。雪もちらつくぐらいでした。
花粉が飛んでいるみたいで、もう目が痒いのに。寒いです。
春が来て欲しいような、来て欲しくないような(花粉が怖い)・・・。
1年の中で心地よく過ごせる日が少なくなっている気がします(泣)。
さて、今日は昨日の続き。
昨日は国が特別支援学校の設置基準を決めて、神奈川県も方針を定めようとしています。そして、横浜はどうすんの?というところまで書きました。
横浜市の現状
特別支援学校をどうしていくかの基本的な方向性についての話でした。
ばっさり要約していきます。詳細は資料のリンクを貼りましたので、そちらからどうぞ。
現状と課題
→ 児童生徒が増加。高度な医療的ケアが求められるようになってきている。
→ 肢体不自由校のほとんどが狭い。学校によって児童生徒数に偏りがある。
→ スクールバスのコースによっては100分を超えて乗車する児童生徒がいる。
医療的ケアがあるとスクールバスに乗車できない。
今後の対応
→ 特別支援学校は受け入れ枠の不足が予測されるが、神奈川県が市内に特別支援学校を作るので、現状の体制のまま。北綱島特別支援学校は本校としていく。
→ 医療的ケアへの取り組みを充実させる。学校看護師の体制を充実させる。
というのが教育委員会からの説明でした。
う〜ん。よく分からない(失礼)。
要は今まで通りやっていくと。色々な課題はあるけれど、対応については検討していくってことでしょうか。まあ、基本的な方向性の話だから曖昧になるのはしょうがないのかなあ。
☟ 教育委員会から出された資料です。
https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/katsudo/r3/R03_kokyo.files/j4-20211215-ky-53.pdf
保護者の想い
保護者から意見がたくさんでました。保護者と一括りに言っても、障がいの種類が違います。ソウマのような肢体不自由という障がいだけでなく、知的な障がい、視覚・聴覚と様々です。それぞれの立場からの意見がたくさんでました。当たり前だけれど、違うもんです。知らなかったことも多かったなあ。
一部を紹介しますね。
気持ちの切り替えのために部屋が必要。教室が少ない。(知的障がい)
スクールバスがない。せめて民間のバスの便数を増やして欲しい。手話が分からない新人の先生が多い。(視覚障がい)(聴覚障がい)(令和4年2月6日訂正)
私もあーだこーだ言ってきました。
ICT教育(視線入力装置など)の導入。学校に医師やPTOTのセラピストを常駐もしくは定期的に巡回する体制づくり。看護師の常勤職へ。などなど。
一つ一つ説明したら長くなってしまうので、要は専門性をしっかり構築できるシステムにして欲しいということを言ってきました。教職の先生だけだと難しくなっていますよ〜って。
なんて、私は細かく具体的な方法について意見を言いましたが、ある保護者は「特別支援学校だけなく地域の学校も含めてインクルーシブ教育(障がいあるなしに関わらず一緒に学ぶ仕組みのこと)を進めていって欲しい」と仰っていました。
なるほどなと思いました。つい私は細い具体的な話をしてしまいましたが、特別支援教育に枠に止まらず教育全体に対して「こうなって欲しい」という理念を保護者が語るのもいいなあと感じました。
👆 新しい横浜市庁舎。新しくて綺麗で良いんですけど、威圧感がなあ。自動改札みたいな入口だったりしてセキュリティばっちりでね。勝手にびびってました。「教育委員会の偉い人に話を聞いてもらえた〜」なんて感じで。は〜自分が情けない。ダメだなあ・・・。
教育委員会は保護者の想いを丁寧に聞いてくれました(偉い人は途中で出ちゃったけど)。是非とも、子どもたちや親の想いを形にしていって欲しいです。
そのためにも、今後はびびらずに言いたいことは言っていきたいと思います。
長文読んでいただきありがとうございました。
ではでは。