ともに歩む日記 〜呼吸器と一緒に〜

主夫による6人家族の子育てブログです。呼吸器っ子もいます。思春期の子もいます。宇宙人みたいな子も、イヤイヤ期の乳幼児もいます。ときに真面目に、だいたい不真面目に日々感じたことを発信しています。

連携について考えてみた


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おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

今日はソウマの個人面談の予定でしたが、担当の先生が急用でお休みとのことで延期になりました。

面談ができなかったのは残念でしたが、担当の先生がいなくても自宅で待機して良いとのことでした。個人の力ではなくて、組織として対応してもらっている証じゃないかな。ここまでの付き添い解消の取り組みが、しっかりと形になっている証かな。

 

今日はいつも訪問してくれる看護師さんとOTさんが学校に来てくれました。

ソウマの体の使い方を先生方にレクチャーしてくれました。

 

具体的には・・・

ソウマの腕や手の動きをどう補助したら良いのか

対象物とソウマの距離感、どのくらいの距離がソウマにとって見えやすいのか

ソウマへの声かけの仕方

ソウマのリアクション(目の動き、腕の反応、表情)

などなど。

 

私の文章力がないのもありますが、文章にするとひじょーに伝えにくい。

OTさんはソウマに適したポジションでソウマに声かけして、ソウマのリアクションを見ながらやり方を修正していました。ソウマのその時の気分にもよるので、いつも同じじゃないしね。

 

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👆 ソウマはみんなに見られていて張り切ってました。普段なら初めだけなのに、30分くらい集中してやってましたよ。私はカメラマン役。今回撮影した動画をソウマを支えてくれているところに共有していきます。

 

ソウマに関わってくれるところは学校を初め色々あります。ソウマへの関わり方も違うし、ソウマへの疑問も違う、そもそもソウマが行く場所によって見せる顔が違う。違うだらけです。

しかし、それぞれが持っている情報を集めることは、ソウマへのより深い理解につながると思います。そして、更に、知恵を出し合えたりしたらねえ・・・。もう劇的に関わり方は変化していくと思いません?

 

と、ここまでは良いお話。これからは現実の話。

誰でも、どこでも、今回のようにはできません。

何故なら、全部ボランティア。好意で成り立っているからです。

看護師さんやOTさんが学校に行ってくれても、報酬はありません。

また、学校の先生もレクチャーされているところを動画で撮影していましたが、これを関係機関と共有することはできないそうです(なので、私が撮影しに行きました)。個人情報だからみたい。私はOKなんですけどね・・・。

 

どうも学校は他のところと連携するという考えがあんまりない。今回の話は計画相談員さんが持ちかけてくれたものだし。学校外に情報を出すのも抵抗感ありそう。学校内で完結してる印象です。先程も書きましたが連携すると効果は大きいし面白いと思うんだけどな〜。

 

今の流行は「連携」「協働」です。一つのところで全てを担うのはなかなに難しい。本人や保護者も交えてみんなでやっていこうというもの。学校は遅れている印象があります。

 

ちょっと調べたら「保育所等訪問支援」というサービスがあるらしいことが分かりました。保育所や小学校などに専門職が行って色々助言したりするみたい。これって使えないかなあ。

好意で成り立つものはなかなか持続しないもの、ソウマだけでなくみんなのためになるように制度としてしっかり作ってもらいたいです。今度役所の人に聞いてみよっと。

 

ではでは。

 

療育施設の通園に通っている時は保育園の先生が療育に見学に来たり、療育の先生やOTさんPTさんが保育園にいったりすることがあるって聞いたことがあります。ソウマは保育園には行っていなかったので利用した記憶はないのですが。

色々な視点って大事だと思うんですよね。夫婦でも違う。私は厳しめで夫は包容力がある感じ。私だけだったら我が家の個性あふれる子どもたちの良さも半分くらいしか理解できなかったかも。ま、色々違うからケンカもするんですけどね。