ともに歩む日記 〜呼吸器と一緒に〜

主夫による6人家族の子育てブログです。呼吸器っ子もいます。思春期の子もいます。宇宙人みたいな子も、イヤイヤ期の乳幼児もいます。ときに真面目に、だいたい不真面目に日々感じたことを発信しています。

おっぱいの沼


にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ
👆 ポチッとしていただけると、元気100倍です(^O^)

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

今日は題名もそうですが、カミさんに書いてもらいました。

カミさん悩んでます。

正直私にはその悩みが分かりません。どうしたもんかと私も悩んでます。

見守るしかないのかなあとも思いながら、悩むことができることなのかなあとも思っています。

長い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

では、どうぞ〜。

 

 

マヒトが我が家のメンバーになって4ヶ月が過ぎました。ちょっと小さめではありますがすくすく大きくなっております。最近はあやすと笑うようになりたまらん可愛さです。元気に育っており嬉しい限りなのですが、私にはひとつ悩みがあります。

それはおっぱい。ユマとマイはほぼ完全母乳で大きくなりました。はじめは苦労しても2ヶ月くらいで軌道に乗ってミルクは私が一人で外出する時などに使うくらい。外出も自分と授乳ケープがあれば子どものご飯には困らないというとっても楽ちんな母乳生活を送っていました。今回も2ヶ月くらいで何とかなると思っていましたが…。甘くなかった。他の子より大きく誕生しましたし、初乳はガッツで吸っていたので今回は早くからうまくいくかなと期待していました。しかし出生後、入院中は寝ていることが多くあまり吸ってもらえない上に、年齢的なものなのか私のおっぱいも張ってくるまでに時間がかかっていた感じでした。

 

 

退院後、定期的に母乳外来に通い吸わせ方の確認をして哺乳量を測ってもらっていたのですが、哺乳量が増えない。多くて10gくらい。全く飲めていないこともありました。とにかくマヒトをミルクで大きくして哺乳力を強くすれば吸えるんじゃないかとのことでミルクをあげながら授乳をし続けましたが増えていかない。その間母乳量を減らさないために搾乳も必要で。はじめは搾乳も痛いし時間もかかるのでめんどくさいしってこともあって看護師さんと相談しマヒトがおっぱいを吸ってるタイミングでおっぱいに圧をかけて搾乳の代わりをする方法をとってみたり。

訪問の助産師さんに来てもらって授乳の様子をみてもらったりしましたが吸わせ方にも問題はないし、やっぱり大きくなってもらうしかないということに。ゴールが見えない上に私ががんばったところでマヒトが吸えなきゃ哺乳量は増えないわけで。その上おっぱいが嫌で哺乳瓶がよくなることがあり、直接授乳をしようとすると体をのけぞってギャン泣きすることも。初めて拒否されたときは私も号泣してしまいました。

ミルクあげると寝ちゃうし、おっぱい吸わなくなるのは怖いけど、体重増えないのも困るのでミルクをあげなきゃいけないという状況でなんだか闇の中にいます。4ヶ月経っても完全母乳にはならず。自分のおっぱいで大きくできてないという事実はけっこうくるものがあります。現状完全母乳でないと、ここからミルクなしになるのはかなり難しいようです。理解はできているのですが、気持ちは追いついていきません。

 

ソウマが病気になった時おっぱいをあげられなくなるのがつらかったんです。搾乳はしていたけど搾乳量が減って生理も再開して、自分の体が産婦じゃないってことを実感したときすごくショックで泣いたのを覚えています。あとおっぱいを吸われている感覚(デトックスしている感じ)とか、おっぱいあげるとめっちゃお腹が減って体重がどんどん減ってく感じとか、なんか普段は感じられない感覚がおもしろかった。それをもう一回体験したい気持ちもありました。だから赤ちゃんにおっぱいをあげることにこだわっているのかもしれません。でもこだわりって言われると私のわがままみたいな感じがしてしまいなんだか素直にこだわってますとは言えないのですが。

 

ある助産師さんに「赤ちゃんおっぱい吸ってくれないの辛いよね。あげたいもんね」と言われたときに、なんかちょっと軽くなったんですよね。おっぱい吸わせたいのは本能なのかなって思えたというか。それからは、直接授乳してミルクあげて、できたら搾乳して。で次の授乳時に直接授乳したら搾乳あげて、足りなかったらミルクあげてっていうのをやっています。なんだかずっとおっぱいのことをやっている感じですが、もうあげたいんだからしょうがないかなって。毎回搾乳は厳しいのでその辺は適当に。そしたら哺乳量ちょっとだけ増えました。30gくらいは吸ってくれるようになったみたい。一回量としては全く足りないんですけどね。マヒトがおっぱいいらないって言うまではちょっとがんばってみようかなと思っています。母乳相談に行くたびに、「お子さんも多くて家のこともやらないといけないから大変よね」といわれ、私ちっともやってない…となんだか申し訳ない気持ちになることも多いのですが、マヒトのお世話だけさせてもらえている状況はありがたい限りです。

 

 

久しぶりに娘たちの母子手帳を見る機会があり、長い子育ての中でおっぱい飲んでもらえる時期なんてあっとゆうまに過ぎてしまうんだなぁと改めて実感したので、もう少しだけ足掻いて、マヒトといちゃいちゃしようと思っています。