呼吸器の子が学校に行くということ⑥ 隣室待機
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
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今日から学校で午前中だけソウマと離れることができました。
登校したら看護師さんとソウマの体調や呼吸器などの器具の確認をして、いよいよ隣の部屋へ。
ソウマに離れることを伝えると、目線を逸らし、明らかに私と合わせません(笑)。
離れた後の様子を先生に聞いてみると、目線をキョロキョロしてたらしい(;´∀`)
私を探してたのかな?お兄さんになる第一歩ですよ。父はずっと一緒に居られる訳ではないのです。
私は精神的にかなり楽になりました。人に見られないという状況がいかに楽か、逆に言えば人に見られる状況がいかに気をつかうかよく分かったかな。
時間を有効に使おうと勉強をしたり読書したりしていました(寝てたりもましたが)。もしかしたら「時間を有効に」というのは建前で、状況に合わせた「大人」としての立ち振る舞いを自然としていたのかもしれません。
自然にしてるんだけど無理してたんだろうなあ。
まあそれはそれとして、完全に別室待機となるには、まだまだハードルがありますし、付添いがなくなるのは夢のような話です。
しかし、とっても大きい1日だった気がします。ソウマの成長のために考えてくれてチャレンジしてくれた学校に感謝したいです。
地域の学校に保護者の付添いなく通っている呼吸器っ子が地域によってはいますが、特別支援学校でも付添いが必要で同じ教室にいなければならない状況があります。呼吸器を利用しているだけで、大きな差がまだまだあります。この状況を多くの人に知って欲しいし、ソウマの取り組みが他の子どもたちに広がっていって欲しいと思います。
子どもが授業を受けるのに親が付いているのは、どう考えても不自然。
私だったら嫌だなあ。だって親に見られていると思ったら恋もできない(笑)。(何のために学校に行っているだか・・・)
👆 学校の中を回って夏の虫、秋の虫を探しました。虫の写真とスイッチが置いてあって、スイッチを押すと虫の音が聞こえます。ソウマはすずむしの音色が一番好きだったみたい。お父ちゃんは虫が苦手なので、遠巻きに(心の距離ははるか遠く)見てました(笑)。
ではでは。